Column — 007  |  用語解説

Search Consoleとは何か。
Webと検索の接点を読む。

Google Search Consoleは、あなたのウェブサイトがGoogleにどう認識され、どの検索クエリで表示され、何回クリックされたかを教えてくれる。SEOの羅針盤であり、MEOとの連携でさらに価値を持つ。

STUDIO NOEMA — 2026.05  |  Search Console / SEO / MEO

01 — Search Consoleとは

Definition

Google Search Console(サーチコンソール)とは、Googleが無料提供するウェブサイト管理ツール。ウェブサイトがGoogle検索でどのように表示・評価されているかを計測し、インデックス状況やSEOパフォーマンスを確認できる。

「自社サイトが何のキーワードで表示されているか」「どのページが何回クリックされているか」「検索順位は何位か」——これらをすべて無料で把握できる唯一の公式ツールだ。

GBPがMEO(Googleマップ・ローカル検索)のデータを担当するのに対し、Search ConsoleはWebサイトのオーガニック検索(SEO)のデータを担当する。両者を並べることで、地域検索全体の露出を立体的に把握できる。

Google 検索
「地域名 + 業種」で探す
検索の露出は、2つの経路に分かれる
GBP インサイト
MEO / マップ
ローカルパック(地図の枠)の露出を計測
Search Console
SEO / Web検索
オーガニック結果(青いリンク)の露出を計測

Fig.01 — Google検索の2経路:GBP(MEO)と Search Console(SEO)

02 — 4つの主要指標

指標 01
表示回数
Impressions
Webページが検索結果に表示された回数。SEOの「露出量」を示す最上流指標。キーワード別・ページ別に確認できる。
指標 02
クリック数
Clicks
検索結果からWebサイトへの実際のクリック数。表示回数との比率(CTR)が低い場合はタイトル・ディスクリプションの改善が有効。
指標 03
CTR
Click Through Rate
表示回数に対するクリック数の割合(%)。掲載順位が同じでも、タイトルやスニペットの訴求力でCTRは大きく変わる。
指標 04
掲載順位
Average Position
検索結果での平均表示順位。キーワード別・ページ別に確認でき、SEO施策の効果検証に使う基本指標のひとつ。

これら4指標はすべて相互に関係している。表示回数が多くCTRが高く掲載順位が上がる——この好循環を月次でモニタリングすることが、SEO改善の本質だ。

03 — MEO(GBP)との連携で見えること

GBP インサイト(MEO)
計測対象 Googleマップ・ローカルパック
主な指標 表示回数・GBPクリック数
対象キーワード 「地域名 + 業種」など
改善ツール GBP最適化・投稿・写真
Search Console(SEO)
計測対象 オーガニック検索結果
主な指標 表示回数・クリック・CTR・順位
対象キーワード 業種・サービス名・コンテンツ
改善ツール コンテンツ・内部リンク・構造化

STUDIO NOEMAの月次レポートでは、GBPインサイトとSearch Consoleの両データを同一レポートに統合している。MEOで集客し、SEOで信頼を積む——この二軸の連携が、地域ビジネスにとって最も費用対効果の高い戦略だ。

04 — よくある質問

Search ConsoleはGBPと何が違いますか?
GBP(Googleビジネスプロフィール)はGoogleマップ・ローカル検索(MEO)のデータを管理・計測するツールです。一方Search ConsoleはWebサイトのオーガニック検索(SEO)パフォーマンスを計測します。MEOはGBP、SEOはSearch Consoleで追うのが基本です。
Search Consoleは無料で使えますか?
はい、完全無料です。Googleアカウントがあれば誰でも利用でき、ウェブサイトのオーナー確認を行うだけで使用開始できます。
Search Consoleのデータはリアルタイムですか?
リアルタイムではありません。通常2〜3日の遅延があります。また過去16ヶ月分のデータを遡って確認できます。月次で推移を追う用途であれば、このタイムラグは実務上ほぼ問題ありません。