Column — 005  |  用語解説

表示回数とは何か。
見られている、という出発点。

ビジネスが検索結果に表示された回数——それが表示回数(インプレッション)だ。クリックでも来店でもない。しかしこの数字なしに、すべての成果は存在しない。

STUDIO NOEMA — 2026.05  |  MEO / SEO / Impressions

01 — 表示回数とは

Definition

表示回数(インプレッション)とは、ユーザーの検索結果にビジネス情報が表示された延べ回数。GBPインサイトではGoogleマップ・Google検索への表示を、Search ConsoleではWebページの検索結果への表示を計測する。

「表示されること」はビジネスへの接触の出発点だ。どれだけ優れたサービスを持っていても、検索結果に表示されなければユーザーはその存在を知ることができない。

表示回数はファネルの最上流に位置する。ここが少なければ、クリックも問い合わせも来店も、すべてが制約される。

表示回数 / Impressions
検索結果に表示された回数(最上流)
クリック数 / Clicks
表示のうち、選ばれた回数
問い合わせ・来店
実際の行動
最上流の「表示回数」が少なければ、その下(クリックも来店も)すべてが制約される。

Fig.01 — 表示回数は、すべての最上流にある

02 — GBPとSearch Consoleで何が違うか

GBP インサイト
マップ・ローカル検索
「地域名 + 業種」検索でマップに表示された回数。MEOの成果を直接測る指標。
Search Console
オーガニック検索結果
ウェブサイトのページが通常検索結果に表示された回数。SEOの成果を測る指標。

MEO施策はGBPの表示回数に、SEO施策はSearch Consoleの表示回数に反映される。両方を並行して追うことで、地域検索全体における露出の全体像を把握できる。

STUDIO NOEMAでは月次レポートでこの2つを並列表示し、施策の効果を可視化している。

03 — 表示回数を増やすための施策

表示回数はGoogleのアルゴリズムが「このビジネスはこの検索に関連する」と判断した結果だ。その判断を動かすには、GBPとウェブサイトの双方から継続的にシグナルを送り続ける必要がある。

① カテゴリ・サービス情報の最適化

GBPのメインカテゴリはGoogleが「どの検索に表示するか」を決める最重要シグナルのひとつ。カテゴリ選定の精度を上げるだけで、関連検索への表示機会が増える。サービス欄への詳細記入も有効。

② 投稿・写真の継続更新

GBPへの投稿頻度と写真の更新はアクティブなビジネスのシグナルになる。週3回以上の投稿・週2枚以上の写真追加を目安に、継続的な更新を維持する。

③ 口コミの獲得と返信

口コミ件数・評価スコア・返信率はすべてGoogleの評価指標に含まれる。口コミ獲得フローをオペレーション化し、返信は1〜2日以内に行うことが推奨される。

④ ウェブサイトのローカルSEO強化

地域名・業種キーワードを含むページコンテンツの充実、構造化データ(LocalBusiness)の実装、GBPとサイトの情報一致(NAP整合性)がSearch Consoleの表示回数向上に寄与する。

04 — よくある質問

表示回数が多いのにクリックが少ないのはなぜですか?
表示回数とクリック数の比率がCTR(クリック率)です。CTRが低い場合、掲載順位・写真・口コミ・サービス情報などプロフィールの訴求力に課題があります。「表示はされているが選ばれていない」状態であり、CTR改善の施策が必要です。
GBPとSearch Consoleの表示回数は何が違いますか?
GBPの表示回数はGoogleマップや検索のローカルパック(地図)への表示を示し、Search Consoleの表示回数はオーガニック検索(通常のウェブ検索結果)への表示を示します。両者を合わせて見ることで、MEOとSEO双方の露出状況を把握できます。
表示回数はどのくらいあれば十分ですか?
業種・エリア・競合数によって大きく異なります。重要なのは絶対値よりも推移です。月次で増加しているか、クリック率は維持されているかを継続的に観察することが有効です。