検索が"あたりまえ"になる前、お店はどうやって見つけられていたのか。SEOが生まれた道のりを、かんたんに。
1990年代のはじめ、インターネットはまだ生まれたばかり。知りたいことを探す仕組みが、追いついていませんでした。
当時の人は、手作業で分類された「リンク集」を頼りにお店やサイトを探していました。そこに載っていなければ、探している人にとっては「無い」のと同じ。まだ、自分から見つけてもらう方法がなかったのです。
やがて、言葉を打ち込めば探せる「検索エンジン」(AltaVistaなど)が登場します。すると、お店側に自然な願いが生まれました——「どうすれば、自分のページを上のほうに出せるのか」。
この工夫こそ、のちにSEOと呼ばれるものの、はじまりでした。
「検索エンジン最適化(SEO)」という言葉が使われ始めたのは、1997年ごろとされています。当時のやり方はとても素朴で、ページに言葉を多めに入れたり、メタタグを整えたりする程度でした。
メタタグ = ページの中身を検索エンジンに伝えるための、画面には見えない"説明書き"のこと。
いわば「並べ方の工夫」。まだ、"どれだけ信頼されているか"という視点はありませんでした。
1998年、Googleが登場します。ここから検索の"良し悪し"の決め方が、根っこから変わっていきます。
検索が生まれ、「見つけてもらう工夫」としてSEOが生まれた。
その大きな転換点の話は、③ Googleが変えたことで続けます。